
男性不妊の検査で行なう精液検査では沢山の事について調べており、それにより色々な不妊の原因がわかる事があります。


主な検査項目は以下の6つです。
1) 精液の量
1回の射精で出る精液の量が少なすぎないか調べる。

2) 精子の濃度
精液1mlの中にどれくらい精子がいるかを調べる。
3) 精子の運動率
顕微鏡で精子を見て、精子がきちんと動いているものがどれくらいいるかを数える。

4) 精子の奇形率
奇形の精子がどれくらいいるかを確認。
5) 精子の生存率
採取した精液の中に、生きている精子がどれくらいいるか調べる。
6) 白血球数
1mlの精液の中に、白血球がいくつあるのか調べる。
たった1回の精液検査でこれだけ沢山の事を調べており、乏精子症、無精子症、精子無力症など、色々な男性不妊の原因がこれで判明します。
但し、精液検査だけで全ての男性不妊の原因がわかるわけではありません。

例えば精液検査の結果、精子の生存率が極めて低かった場合は、血液検査などを追加で行い、抗精子抗体が無いかどうかを調べる必要が出てきます。
また、精液中に精子が見当たらない無精子症だった場合も、今度は無精子症の原因を探るためにエコー検査などを行なう場合もあります。
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