
精路通過障害というのは、精子が体外に出る通り道のどこかに何らかの原因があり、精子が外に出られない状態の事を言います。

精子が外に出られないと、当然性交をしても自然に妊娠する事が出来ません。

原因は先天性のものと後天性のものの2つに分けられます。
1) 先天性の原因
生まれた時から、精巣や精子の通り道である精管の発達が悪く、閉塞してしまっている状態。

2) 後天性の原因
性感染症などによる炎症が原因で精管がふさがってしまう事がある。
そ径ヘルニアの手術をしたことがある方は、手術の際に精管が損傷してしまう事があるので、手術暦のある方は注意が必要。
以上です。
先天性の場合は生まれつきの事ですので、防ぐ事はできません。

そ径ヘルニアの手術時の損傷についても、自分で防ぐ事は出来ないでしょう。
唯一性感染症については予防する事ができますので、これから妊娠を希望している方は性感染症にはかからないよう注意が必要です。
また、避妊目的でパイプカットをしてしまったが、後に子供が欲しくなったという方も、精路通過障害に含まれます。
その場合も治療により、妊娠することが可能になりますので、お医者様に相談してみましょう。

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