
精子の運動率が悪いと、せっかく子宮内に精子が入り込む事ができても、卵子の元へなかなかたどり着けないので、妊娠率が下がってしまいます。

そのため、あまり運動率が悪い状態が続いたり、数値が悪すぎたりすると、体外受精や顕微授精を勧められることになるでしょう。
しかし、この精子の運動率に関しては男性不妊の中でも比較的、体質改善などに取り組めば、自力で改善させやすいと言われています。

そこでよく用いられるのが、補中益気湯という漢方薬で、稀に精子数の増加も見られることがあるというものです。

病院で処方されることもあるので、もう飲んでいるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
この補中益気湯は主に虚弱体質や術後の体力低下などに用いられ、胃腸の働きも活発にすると言われています。

精子の運動率に改善が見られるのは、飲み続けて2〜3ヶ月経過した頃からだそうです。
私が色々調べる中で、この漢方を服用した多くの方の体験談を拝見しましたが、本当に2〜3ヵ月後には運動率が上がったという方が沢山いらっしゃいました。

漢方薬に関しては、商品の説明には「2〜3ヶ月で効果あり」と書いてあっても、実際試した方は半年とか1年とか服用して初めてなんとなく効果が出てきたという話が多いものです。
しかし、この補中益気湯に関しては、商品の説明どおりの期間で効果を実感できている方が非常に多いという印象を受けました。
精子の運動率に関しては、精液検査ですぐにはっきりと数値が出るので、効果が出たことがわかりやすいというのもあるかもしれません。
補中益気湯は病院での処方の他、市販もされていますので、運動率の悪い方は試してみる価値があると思います。
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