
男性不妊の検査というと、精液検査のイメージが強いですよね。
そのため、血液検査をすると分かると驚く方も多いようです。

確かに、精液検査を行えば、精子の数や精子の質などは分かりますから、それで十分のような気もします。
しかし、精子の数が少ないというケースの場合を例に挙げてみてみましょう。
その場合精液検査しか行わないと、精子が少ないという事は判ってもなぜ精子が少ないのかという原因まではわかりません。

ですから血液検査も必要となってくるわけです。
では、血液検査では具体的にどのような事がわかるのでしょうか。
1・抗精子抗体
抗精子抗体を調べる検査は、初期の不妊検査では行う病院もあれば行わない病院もあります。

抗精子抗体というのは、簡単に言うと精子を殺してしまう抗体の事で、これがあると自分の精子を殺してしまうため不妊になってしまいます。
2・精巣の機能
いわゆる「ホルモン検査」というものですね。
これで精巣がうまく機能しているかどうかが分かります。

ホルモンの異常で精巣の働きが低下してしまうと、造精機能障害などを引き起こします。

3・感染症の有無
B型肝炎やC型肝炎、HIVなどに感染していないかの検査を初期検査で殆どの病院が行うでしょう。
このように、男性不妊の血液検査では色々な事がわかります。

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